不動産売却の一連の流れを9つのステップで解説!必要な期間もご紹介

不動産売却の一連の流れを9つのステップで解説!必要な期間もご紹介

この記事のハイライト
●不動産会社との媒介契約は3種類あり、物件の条件やご自身の希望にあわせて選ぶことが大切
●売却活動中は、内覧者に好印象を残す努力が必要
●長ければ約7か月以上にもおよぶ不動産売却を成功させるには、不動産会社選びが重要

多くの方にとって、不動産売却は人生でそう何度も経験しないイベントです。
大きな金額の取引となるため、不安に感じている方もいるのではないでしょうか?
不安を減らすためには、まずは不動産売却の一連の流れを把握しておくことをおすすめします。
今回は、不動産売却の流れを9つのステップにわけてご紹介しますので、府中市を中心に多摩地区全域で不動産売却をご検討中の方は、ぜひご参考にしてください。

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不動産売却の流れ【前半】相場調査から媒介契約まで

不動産売却の流れ【前半】相場調査から媒介契約まで

まずは、不動産売却の一連の流れ前半となる、相場調査から媒介契約までのステップをご紹介します。

【STEP①】相場調査し不動産会社を選ぶ

不動産売却を検討するときには、まずは相場調査をおこないましょう。
売却する不動産と同じエリアにある不動産の売り出し価格を、不動産会社のホームページなどで調べます。
相場を把握しておくと、不動産会社の査定を受けたときに、査定価格の妥当性を判断しやすくなります。
相場をチェックするのと同時に、物件のあるエリア・物件の種別を得意としている不動産会社を調べましょう。

【STEP②】不動産会社に売却を相談する

STEP①で選んだ不動産会社に、売却を相談します。
不動産を売却したい事情や目的により、最適な売却スケジュールや売却方法は異なります。
相談するときには、売却する理由や希望する売却時期などをできるだけ詳しく伝えましょう。

【STEP③】訪問査定を受ける

売り出し価格を決めるために、不動産会社に実際に物件を見てもらう訪問査定を受けましょう。
訪問査定では、物件の状態だけではなく、周辺環境なども考慮して査定額を出してもらえます。

【STEP④】不動産会社と媒介契約を結ぶ

査定額に納得したら、不動産会社と媒介契約を結びます。
不動産会社と結ぶ媒介契約には、以下の3種類があります。
物件の条件や状態なども考慮して、ご自身にあった方法を選びましょう。
一般媒介契約
複数の不動産会社と媒介契約を結べるタイプです。
不動産会社には活動状況を報告する義務がないため、それぞれの不動産会社がどのような動きをしているのかは、売主側が把握に努める必要があります。
また、レインズ(不動産流通機構が運営しているコンピューターネットワークシステム)への登録義務もありません。
一方、自分で買主を見つけ、直接売買契約を結んでも良いとされています。
一般媒介契約は、売却する物件の条件が良く、多くの不動産会社を通してできるだけ高く購入してくれる買主を探したいときに向いている方法です。
専任媒介契約
1社の不動産会社と媒介契約を結ぶタイプです。
信頼できる1社にのみ売却を依頼し、二人三脚で売却に取り組みたい方に向いている方法です。
専任媒介契約は、2週間に1回以上、売主に対して活動状況報告書を提出する義務が課されているため、熱心な売却活動が期待できます。
レインズへの登録については、媒介契約を結んだ翌日から7日以内におこなう必要があります。
さらに自分で見つけた買主と、直接売買契約を結ぶことも自由です。
専属専任媒介契約
専属専任媒介契約でも、1社の不動産会社とだけ媒介契約を結びます。
売主に対する活動状況報告書の提出義務は1週間に1回以上と、専任媒介契約よりも頻度が高くなります。
レインズへの登録についても、媒介契約を結んだ翌日から5日以内におこなわなければなりません。
一方専属専任媒介契約では、自分で見つけた買主と直接売買契約を結ぶことはできず、媒介契約を結んだ不動産会社を通さなければなりません。
そのぶん、より熱心な売却活動を期待できることが、専属専任媒介契約を結ぶメリットです。

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不動産売却の流れ【後半】売却活動開始から決済・引き渡しまで

不動産売却の流れ【後半】売却活動開始から決済・引き渡しまで

続いて、媒介契約を結んだあとに売却活動を開始し、決済・引き渡しまでの流れをご紹介します。

【STEP⑤】売却活動を開始する

不動産会社と媒介契約を締結したら、売却活動が始まります。
不動産会社は、手持ちの顧客リストから興味を持ちそうな方に声をかけたり、店頭やホームページに物件情報を掲載したりして購入希望者を探します。
物件に興味のある方が現れたら、実際に物件を見に来る内覧を実施します。
内覧は、購入希望者の購買意欲を左右する大切なイベントです。
できるだけ物件をきれいに掃除して、内覧者に「ここに住みたい」と思ってもらえるよう工夫しましょう。

【STEP⑥】買主と売買契約を締結する

買主が決まったら、売買契約を締結します。
売買契約締とあわせ、買主から5~20%程度の手付金を受け取り、不動産会社に仲介手数料の半額を支払うのが一般的です。
売買契約書は不動産会社が売主用・買主用の2部を用意してくれるので、あらかじめ内容をよく確認しておきましょう。
不明点は事前に担当者に確認し、契約日当日までに不安を解消しておくことが大切です。

【STEP⑦】決済引き渡しをおこなう

売買契約を結んだら、買主の住宅ローンの手続きが終わるのを待ち、決済・引き渡しをおこないます。
当日は司法書士が立ち会って本人確認したあとに、所有権の移転登記と、必要に応じて抵当権の抹消登記を同時におこないます。
残代金と引き換えに物件の鍵を渡し、不動産会社に仲介手数料の残り半額を支払えば、取引は終了します。

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不動産売却の一連の流れにかかる期間の目安

不動産売却の一連の流れにかかる期間の目安

不動産売却の一連の流れにかかるトータルの期間は、約4か月~7か月です。
ご紹介したステップのどの段階で、どの程度の期間が必要なのかをご説明します。

【STEP①~STEP③】約2週間~1か月

相場を調査し、不動産会社に相談してから査定を受けるまでには、約2週間~1か月かかります。
相場調査は時間をかけようと思えばいくらでもかけられますが、あらかじめ「調査は1週間」など期限を切っておくと良いでしょう。
訪問査定については、繁忙期で査定担当者が多忙だったり、ご自身の仕事が忙しく担当者とスケジュールがあわなかったりした場合には、実際に調査してもらうまでに長くかかることがあります。

【STEP④~STEP⑤】約3か月~5か月

不動産会社と媒介契約を結び、売却活動を開始してから、買主と売買契約を結ぶまでには約3か月~5か月かかるのが一般的です。
もちろん物件の立地が良かったり、築浅だったりするケースでは、もっと早く買主が見つかることもあります。
反対に、駅から遠い物件や、建物が古くて耐震性に不安があるような物件では、半年かけても買主を見つけられないこともあるでしょう。

【STEP⑥】約2週間~1か月

買主と売買契約を結び、決済・引き渡しまでには約2週間~1か月必要です。
買主の住宅ローンの手続きに問題が発生すると、さらに長引くことも考えられます。
住みながらの売却だった場合には、その間に引っ越し準備を進めておきましょう。

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まとめ

不動産売却は、順調に進んでも約4か月、長ければ約7か月、もしくはそれ以上かかる可能性があります。
長い売却活動をスムーズに進めるためには、信頼できる不動産会社を見つけることがとても重要です。
府中まちづくり不動産では、府中市を中心に多摩地区全域にある不動産の売却のお手伝いをしています。
「こんな古い物件でも売れるかな」「初めての不動産売却で不安」といった方も、精一杯サポートいたしますので、どうぞお気軽にお問い合わせください。

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