空き家を活用したシェアハウスとは？気になるメリット・デメリットもご紹介

シェアハウスの実態はわからなくても、テレビなどで一度は耳にしたことがあるかと思います。
最近は、専用の物件を建築するのではなく、既存の物件を利用するスタイルも増えてきました。
現在空き家を所有していらして、何かに活用したいと考えていらっしゃる方へ、シェアハウスとは何か、活用する際のメリット、デメリットとあわせてご紹介します。

空き家を活用したシェアハウスとは

シェアハウスとは、一戸建てやマンションの一室を複数人で借り、各部屋をシェアする住宅のことです。
一軒を一世帯に貸し出す通常の賃貸物件とは違い、複数人で家賃を負担することで一人当たりの家賃が削減されるため、コストパフォーマンスに優れているのが特徴です。
一般的な賃貸スタイルと異なるため戸惑うかもませんが、20代から30代の若者たちを中心にシェアハウスという貸し出し方法が受け入れられ、需要が増えています。
とくに一戸建ての空き家は利便性の面からも人気があり、今後も需要は伸びていく可能性があります。

空き家をシェアハウスとして活用した際のメリット

一般的に空き家を賃貸にする場合、家族世帯を対象にしていますが、需要が低い地域では入居者が見つからず、空き家が放置される場合があります。
けれど、シェアハウスとして貸し出すことで、ニーズが異なる層をターゲットにでき、入居率が高くなる可能性があるでしょう。
また、一世帯へ貸し出していた場合、入居者が退去した際は賃料収入が見込めなくなります。
しかし、シェアハウスの場合は入居者ごとに個別に契約を結ぶため、1人が退去しても残りの入居者から賃料を徴収でき、収益が途切れず空室リスクも回避できます。
さらに、入居者と個別に契約を結ぶため、そのまま一世帯に貸し出すよりも、高い賃料収入が見込めるでしょう。

空き家をシェアハウスとして活用した際のデメリット

家族や親族が一緒に住む一般の賃貸物件と違い、シェアハウスは赤の他人が共同生活するため、トラブルの発生リスクが高くなります。
トラブルが発生した場合には、入居者同士だけで解決することが難しいため、管理者が的確な対応を取ることが求められます。
また、近隣住民に対して、騒音やマナーについても配慮しなければならないため、運営するには、適切な管理体制を整えることが重要です。
しかも、家賃滞納により訪問したら無断で退居していたり、契約者以外の人物が入居していたりといったケースもあるため、適切な対策が必要となります。

まとめ

通常の賃貸物件とは違い、入居者間のトラブルなどに備えるなど、管理体制を整えるデメリットがあります。
しかし、需要が高く空室リスクを回避できるといったメリットもありますので、所有されている物件でも検討されてはいかがでしょうか。
私たち「府中まちづくり不動産」は、府中市を中心に多摩地区全域の不動産売却サポートをおこなっております。
弊社のホームページより、24時間不動産査定依頼を受け付けていますので、ぜひご利用ください。