府中市が取り組んでいる空き家の対策とは？

少子高齢化の影響で、全国で空き家が増え続けています。
相続した実家を空き家にしている方や、空き家の管理方法が分からず困っている方も多くいらっしゃることでしょう。
今回は、府中市を中心に多摩地区で空き家を所有している方へ向けて、府中市の空き家対策について解説いたします。

府中市が取り組む「空家等対策の推進に関する特別措置法」とは？

空家等対策の推進に関する特別措置法とは、2015年に制定された「空き家の適正管理を義務づける法律」のことです。
この法律では、空き家の実態調査、所有者へ適切な管理の指導、空き家の跡地についての活用促進、特定空家に対して、助言・指導・勧告・命令などが定められています。
府中市は空き家を適正に管理しない所有者に対して、指導、勧告、命令ができ、命令に応じない場合は50万円以下の罰則を科すことができます。

府中市の空き家の状況

府中市の空き家数を総務省・統計局が5年おきに実施している住宅・土地統計調査によると、2013年の調査結果では住宅総数 129,130 戸のうち、空き家が占める割合は 12.0％で前回調査より上昇しています。
府中市の空き家対策は、「市民の安全・安心な生活環境を確保すること」、「所有者や管理者に適正管理させること」、「行政が地域や関係団体と連携して問題解決に取り組むこと」を基本方針としています。

府中市の空き家対策として自分でできる対処法とは？

空き家バンクを活用する

空き家バンクは、自治体が主体となって運営する空き家を売却するためのサービスです。
売却したい空き家の情報を登録すると、空き家を購入したい方へ情報提供することができます。

空き家管理サービスを活用する

自分で空き家を管理できない方は、空き家管理サービスを積極的に活用すると良いでしょう。
費用はかかるものの、定期的に清掃や換気などをおこなってもらえるため、空き家を適切に管理することができます。

賃貸物件として他の方に貸す

住民がいなくなった空き家はあっという間に老朽化していきます。
ご自身が住む予定がない場合は、賃貸物件として貸し出せば住人が代わりに管理をしてくれることになります。

売却する

シンプルな空き家の対処法は売却です。
時間と手間をかけられない方は、買取をおすすめいたします。
府中市には空き家に関する相談窓口が設置されています。
空き家について相談したい方は利用すると良いでしょう。

まとめ

空き家の所有者は適切に管理をしなければなりません。
管理できない方は、売却をご検討することをおすすめいたします。
私たち「府中まちづくり不動産」は、府中市を中心に多摩地区全域の不動産売却サポートをおこなっております。
弊社のホームページより、24時間不動産査定依頼を受け付けていますので、ぜひご利用ください。